マウナ・ケアの天文台

マウナ・ケアの天文台

マウナ・ケア山の山頂に、まるで白いキノコのような
建物がいくつか建っています。

これらの天文台ビレッジといっていいようなドーム群が
ハワイ大学を中心とした世界にもまれな天体観測のメッカ、
マウナ・ケア天文台です。

チリのアンデス山中、アフリカ西海岸のカナリー諸島山頂、
そしてマウナ・ケア山頂の3か所は
地球上でもっとも天体観測の好条件を満たす場所で、
いずれの地域にもすでにたくさんの望遠鏡が置かれ
国際天文台となっていますが、なかでも晴天率を除けば、
マウナ・ケア山は他の2つの天文台よりも好条件を満たしています。

最初にマウナ・ケア山が天体観測に適していると目をつけたのは、
マウイ島のハレアカラ天文台で太陽観測をしていた天文学者カイパーでした。

しかし、マウナ・ケア山頂は大昔に噴火が収まった火山で、
古い噴火口が風化した丘が連なっていて、
山頂一帯は自然科学保護地域に指定されているため、
むやみに開発はできません。

そして、ハワイの原住民にとっては神聖な場所でもあります。
現在はハワイ大学がハワイ州から山頂の一部を借り、
州と開発協定を結んで、世界有数の望遠鏡が設置されています。

1609年にハワイ大学の最初の望遠鏡が設置され、
現在では、日本の「スバル」、アメリカ・カリフォルニア天文連合の
望遠鏡など口径8mを超える望遠鏡が4台、
アメリカのスミソニアン天文台アレイ望遠鏡など6m電波望遠鏡が8台など、
世界最大、世界最高級の望遠鏡が並びます。

人類なみな、宇宙はどうなっているのか、どのようにして生まれ、
そしてどうなっていくのかという疑問をずっと抱き続けてきました。

その解明の努力が天文学という学問を発展させて来ました。
マウナ・ケア天文台は人類の夢、宇宙の不思議を見ようとしているのです。

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